2024/12/13
防音室にエアコンを導入したいがおすすめはあるのか、と気になる方も多いはずです。
防音室へのエアコン設置は必須になる理由もあり、選び方にミスをするとせっかくの防音室も台無しになります。
当記事では防音室のエアコンのおすすめメーカーや、エアコンが必要な理由を解説します。
目次
防音室のエアコンのおすすめメーカーについて
防音室の環境に適したエアコンのメーカーを3つご紹介します。
- ダイキン
- 三菱電機
- パナソニック
これらのメーカーは一般家庭のエアコンも発売していますが、防音室用のエアコンも発売しているため、一度確認してみてください。
防音室にエアコンを導入しなければならない理由
防音室にエアコンを導入しなければならない理由の一例は以下のとおりです。
- 防音室は気密性が高く温度が下がりにくい
- 多人数で練習する場合もあり、室温が高くなる
- 夏の気温が高く熱中症になりやすい
それぞれの理由を解説します。
防音室は気密性が高く温度が下がりにくい
防音室は、温度がこもって下がりにくいという特徴があります。
部屋の気密性が高いと一度部屋内の空気が温められたあとに、排気ができずに徐々に高まっていきます。
すると、外気温と同等もしくはそれ以上の室内温度になるため、エアコンの導入は必須です。
多人数で練習する場合もあり、室温が高くなる
防音室は多人数で使用することで室温が高くなりやすく、エアコンの導入が必須です。
楽器を使ったセッション練習をすることで、体温が高まり、その熱が室内に伝わることでどんどん室温が高まります。
その上、エアコン無しだと換気が難しいことから室温が高くなったままの状態が続きます。
このような状況下では、酸素濃度が低くなりやすく酸欠状態になることもあります。
夏の気温が高く熱中症になりやすい
熱がこもりやすい夏の防音室は室温が30℃前後になり、外にいるのと大差ありません。
猛暑の中冷房をつけないでいるのは、体の中にも熱を閉じ込め、熱中症にかかりやすくなります。
特に楽器の演奏に熱中していると、体の水分が失われるとともに体温の上昇によって熱中症になりやすいと考えてください。
防音室にエアコンを導入する際の注意点
防音室にエアコンを導入する際の注意点の一例を考えると以下のとおりです。
- 費用が高くなる傾向にある
- サーキュレーターなどでより効率的な暑さ対策をする
それぞれの注意点を見ていきましょう。
費用が高くなる傾向にある
エアコン本体は、10万円〜20万円が相場のため導入すると、費用はどうしても高くなります。
月々の光熱費もかかるので、導入前にいくら費用がかかるのかを調べておくことをおすすめします。
ただ、エアコンは導入しないと熱中症などにも発展するため、必須の防音室アイテムである点も忘れないでください。
サーキュレーターなどでより効率的な暑さ対策をする
サーキュレーターとは、室内の空気を循環させ一定に保たせるための装置です。
見た目は扇風機に似ていますが、サーキュレーターのほうがより強い風が届きます。
防音室内全体の空気の循環を促したい場合には、サーキュレーターを導入し、エアコンからの冷たい空気を部屋の隅々まで行き渡らせてください。
また、扇風機であっても同様の効果を発揮できる機種はあるので、必要に応じて購入を検討しましょう。
防音室のエアコンに関するよくある質問
防音室のエアコンに関するよくある質問は以下のとおりです。
- 防音室にはエアコンが必要ですか?
- 防音室を涼しくするためにはどうしたらいいですか?
- 防音室で酸欠にならないためにはどうしたらいいですか?
簡潔に回答します。
防音室にはエアコンが必要ですか?
防音室には、エアコンを設置することが推奨されています。
気密性が高いという防音室の性質上、室内の温度が高くなりやすいからです。
防音室を涼しくするためにはどうしたらいいですか?
防音室を涼しくするためには、エアコンの他にサーキュレータや扇風機を設置する方法があります。
防音室は熱がこもりやすい環境なので、自発的に涼しくなる機械を取り入れてください。
また音楽活動をする際は、発熱しにくい機材を設置するという方法もあります。
防音室で酸欠にならないためにはどうしたらいいですか?
防音室で酸欠にならないために、換気をこまめにするのが一番です。
防音室は長時間窓を閉め切っている関係で空気の循環が悪くなり、二酸化炭素の濃度も上がりがちです。
そのため、防音室で酸欠にならないためには一定時間の練習を終えたら一度休憩を挟み、外の空気を取り込む習慣を身につけてください。
防音室のエアコンまとめ
今回は防音室のエアコンのおすすめや、導入の際の注意点をまとめました。
防音室は室内に熱がこもりやすい環境のため、エアコンの導入が必須です。
当社ではエアコンを含めた防音室の無料見積もりや相談ベースの問い合わせなど幅広く以下のページから受け付けているので、お気軽にご相談ください。
→株式会社BRG防音へ問い合わせる