2024/11/26
ホームシアターを作ってみたいが、防音対策はどのようにすれば良いのかが分からない、と悩んでいる方も多いはずです。
ホームシアターで大迫力の映画視聴などをしたいと思っても、気になるのが音がどのように外に影響するかです。
当記事では、ホームシアターの防音対策について詳しく解説します。
目次
ホームシアターの防音対策を行う前に知っておくべきこと
ホームシアターの防音対策を行う前に知っておくべきことの一例は次のとおりです。
- ホームシアターの音の力
- ホームシアターの防音対策は自作でできるのか
- ホームシアターで求められる機能
自宅で映画館のような迫力のある音響設備を整えるのなら、事前に一定の知識を付けておくことは必須です。
以下で詳しく解説します。
ホームシアターの音の力
ホームシアターの音の力は一般的な楽器と違い、求める音響の質で異なることに注意しましょう。
極論になりますが、自宅で映画館のような音響を求めるのであれば、音の力は当然大きくなりますし、テレビよりも少しだけ質の良い音響であれば、音の力は小さくなります。
ただ基準値としては、映画館で放映される映画の爆発シーンは90〜100デシベルと言われていて、ピアノの音と同等の力があると考えてください。
ホームシアターの防音対策は自作でできるのか
爆発シーンといった大音量が流れるシーンがピアノと同等の力を持つので、通常のシーンなどは比較的自作でできる可能性があります。
たとえば、防音窓や防音カーテンなどを活用すれば、大きな音漏れが発生することはあまりないと考えてもいいはずです。
ただし、完全な防音はプロの手による防音対策をする必要があります。
ホームシアターで求められる機能
ホームシアターには映画館のような音響の質を求めている方が多いはずです。
感動的なシーンや大迫力のシーンなどは大きな音でないと、映画館と同等の迫力は得られません。
そのため、少なくともピアノの音と同じくらいの音が出たとしても音漏れが発生しない防音室の機能が求められます。
ホームシアターの防音対策方法
ホームシアターの防音対策方法の一例は次のとおりです。
- 防音グッズを活用して防音室をDIYする
- ホームシアターがある物件に引っ越す
- 防音室を製作する
それぞれ解説します。
防音グッズを活用して防音室をDIYする
防音グッズを活用して防音室をDIYすることで、ホームシアターの防音対策ができる可能性があります。
というのも、ホームシアターに求められる防音性能はそれほど高くなく、プロの手による防音室を製作しなくても対応できるからです。
ただ、住宅街などに一軒家を構えている場合には、少しの音漏れが近所迷惑や騒音被害に繋がる恐れがある点に注意しましょう。
ホームシアターがある物件に引っ越す
賃貸住宅などにはホームシアターがある物件もあるため、引っ越すことも検討の余地ありと考えてください。
ただ、ホームシアター付きの物件は都心部などにしかない傾向があり、郊外だと自身で製作する他ないかもしれません。
このようにホームシアターを求める人が大多数ではないため、賃貸住宅などで探すよりも自作したほうが早いという結果になることが多くあります。
防音室を製作する
ホームシアターを全国どこでも楽しむとするなら、防音室を製作したほうが効率的です。
仮に物件を探すとなると、費用も時間も必要ですし、DIYするとなっても音漏れに注意する必要があります。
プロの手によるホームシアター製作であれば、音漏れや引越しの必要もないため、まずは気軽な相談からスタートしてみることをおすすめします。
ホームシアターの防音をする際に注意すべきこと
ホームシアターの防音をする際に注意すべきことを列挙すると次のとおりです。
- 音の反響を検証する
- DIYでは音の反響までコントロールできない
- 防音室製作は信頼できる業者に依頼する
詳しく解説します。
音の反響を検証する
ホームシアターでは音の大きさにこだわるだけでなく、反響も考慮に入れなければなりません。
というのも、音の聞こえ方で映画などの魅力が増減してしまうからです。
そのため、防音対策をするとともに、音の反響もテストするようにしてください。
DIYでは音の反響までコントロールできない
ただ、DIYではプロの手による防音対策ではないため、音の反響までコントロールできない点には注意しましょう。
自身でDIYしても、どのような防音グッズを使えば、どのように音が聞こえるかが分からないはずです。
そのため、自身で防音室を製作するよりも、まずは信頼できる業者を探すところからスタートしてみることをおすすめします。
防音室製作は信頼できる業者に依頼する
防音室の製作は手近な業者に依頼するよりも、遠くても安心できる業者に依頼することをおすすめします。
信頼できる業者に依頼する場合には、以下の点に注意しながら選定をしましょう。
- 実績が豊富であること
- 口コミ・評判が優れていること
- 見積もりと工事内容のバランスが取れていること
これら3つのポイントを押さえると、質の良い防音工事業者を見つけられます。
ホームシアターの防音対策まとめ
今回の記事ではホームシアターの防音対策をまとめました。
ホームシアターを求める場合には、音漏れの心配とともに音の響きにも注意しながら防音対策を進めてください。
ただ、音の響き方に関しては、プロの手による検証も必要なので、DIYするよりも業者に依頼したほうが質の良いホームシアターができます。
当社では、防音に対してどのような相談も受け付けているので、お気軽にご相談ください。
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