2024/06/26
マンションで生ドラムや電子ドラムを叩きたいが、防音室を設置する必要がある。
どのように作ったらいいだろう、と気になっている方も多いはずです。
マンションは権利関係が複雑なため、防音室を設置するにしても気を使うことが多いでしょう。
そこで、当記事ではマンションでドラムが叩ける防音室を作る方法を解説します。
目次
マンションでドラムが叩ける防音室を作る前に確認しておくこと
マンションでドラムが叩ける防音室を作るには、必ず管理組合などの規定に従う必要があります。
マンションは分譲形式が多く、防音工事中の音が共用部分に漏れたり、事業者といえど部外者が長時間居ることは管理組合の規定に抵触する恐れがあります。
管理組合などのマンションを管理するグループから承認を得られない場合、工事の差し止めやクレームの元になるため注意しましょう。
マンションでドラムが叩ける防音室を作る方法
マンションでドラムが叩ける防音室を作る方法は次のとおりです。
- 管理組合や大家さんに確認を取る
- 防音工事業者に調査を依頼する
- 見積もりを確認する
マンションという物件の形態は権利関係が複雑な場合が多いので、十分に注意しながら防音室を作ってください。
それぞれ解説します。
管理組合や大家さんに確認を取る
冒頭でもお伝えしましたが、管理組合や大家さんに確認を取ることは防音室を作成する上で大切です。
あなたが住んでいる形式によって工事の許可をどこに取るかが変わってきます。
- マンションを購入して住んでいる→管理組合などマンションオーナーの方々に許可を取る
- マンションを賃貸して住んでいる→物件の管理会社もしくはオーナー
マンションというと一般的には購入して住んでいることが連想できますが、賃貸として貸し出されていることも多いです。
そのため、自身がどの形式でマンションに住んでいるかを確認し、適切な工事許可の申請をしてください。
防音工事業者に調査を依頼する
マンションの工事許可が取得できたら、防音工事業者に調査を依頼するところからスタートです。
室内の壁や天井など各場所を確認し、どれだけの防音性能を出せば近隣に音でのクレームがないかを調査します。
たとえば、窓が薄いガラスでできていて、防音性能が低い場合には二重窓や防音サッシを組み合わせることで性能を高めます。
このように防音工事業者に調査依頼を出すことからスタートしましょう。
見積もりを確認する
調査依頼をすると正式な見積もりが事業者から提出されるので、詳細に確認しましょう。
見積もりを確認する際には費用相場を知っているかが鍵になります。
たとえば、見積もりが費用相場よりも高すぎれば、内訳でどれだけ高い見積もりを出されているかを確認できますし、費用相場よりも明らかに低ければ問題のある事業者ではないかと見抜けます。
基準より大きく外れた見積もりではないかを必ず確認しながら進めるようにしてください。
また見積もりを確認しながら契約内容を聞き、分からないところがあれば詳細に問い合わせすることも大切です。
マンションでドラム用の防音室を作れない場合の対処法
マンションでドラム用の防音室を作れない場合の対処法は次のとおりです。
- 近隣の音楽教室などを頼る
- 防音グッズを試してみる
- 引っ越しを検討する
それぞれ解説します。
近隣の音楽教室などを頼る
防音室が作成できそうにないなら、近隣の音楽教室を頼ってみてください。
音楽教室では建設当時から防音設備が整っている場合が多く、時間貸しをしてくれることもあります。
もちろん費用は掛かりますが、時間貸しであれば大きな出費にはなりません。
防音グッズを試してみる
防音グッズを試してみるのも一つの手段です。
多くの防音グッズがAmazonなどのECサイトで販売されているので、いくつか試してみましょう。
ただ、防音グッズは防音室のように効果的な防音ができる訳ではないので、楽器を使う場合には音楽教室を頼ったほうが賢明です。
引っ越しを検討する
最終手段としては引っ越しを検討することが挙げられます。
昨今ではYoutuberなどの職業も世間に浸透してきているので、最初から防音設備を備えた物件もあります。
もちろん賃料もそれなりに請求されますが、自身のライフスタイルに合わせた防音設備のある物件に引っ越すことで問題が解消されることも多いです。
マンションにおける防音室によくある質問
マンションにおける防音室によくある質問は次のとおりです。
- 防音室の費用を教えてください
- 防音室を作る際に注意することはありますか?
簡潔に回答します。
防音室の費用を教えてください
一般的な防音室の費用は90万円代からが相場になります。
当社ではマンションの防音工事を行ってはいませんが、他の工事の費用をまとめています。
参考になる可能性が高いので、気になる方は確認してください。
防音室を作る際に注意することはありますか?
防音室を作る際には相見積もりを取り、契約の詳細を確認しましょう。
この点をおろそかにしてしまうと、防音工事での失敗事例【内部リンク】と同じ状況になる可能性もあります。
マンションでドラムが叩ける防音室を作ろう
今回の記事ではマンションでドラムが叩ける防音室を作る方法をお伝えしました。
マンションは特殊な権利関係になっていることが多いので注意が必要です。
当社ではマンション用の工事は行っていませんが、他の事業者に問い合わせをする前に費用を知りたい場合には以下を参考にしてみてください。
→株式会社BRG防音へ問い合わせる