2025/01/29
ピアノの練習のために防音室を製作したいが費用が気になる、と悩んでいる方も多いはず。
ピアノの音は何の対策もしないままだと騒音レベルに達するため、必ず防音室内で演奏する必要があります。
そこで当記事では、ピアノ防音室の値段や制作方法をご紹介します。
目次
ピアノ防音室の値段相場
ピアノ防音室の値段相場は、1坪あたり100万円からが相場になります。
ただし、この値段はイチからプロに製作を依頼した場合の費用相場なので、中古の防音室を購入する場合には60万円ほどの費用になります。
総じて防音室の大きさと遮音性をどれだけ高めるかで費用が異なってくるため、気になる方は当社の以下のページを参考にしてみてください。
ピアノ防音室の値段相場の決まり方
ピアノ防音室の値段相場の決まり方の一例は以下のとおりです。
- 防音室の大きさ
- 必要なD値
順番に解説します。
防音室の大きさ
ピアノ防音室の大きさは値段相場に影響します。
以下のように必要な大きさごとに値段相場を解説します。
- ピアノレッスン用に必要な大きさと費用
- プライベートレッスン用に必要な大きさと費用相場
それぞれ解説します。
ピアノレッスン用に必要な大きさと費用相場
ピアノレッスンをする場合、部屋の広さは14畳前後必要です。
費用は遮音性を50デシベルと想定した場合、約300万円です。
プライベートレッスン用に必要な大きさと費用相場
ピアノレッスン用の防音室は、10.2㎡や 10.5㎡が一般的です。
もし新築の注文住宅に防音室を設置するとなれば、6畳で250万円〜が相場です。
その他建物の状態やピアノの種類によっても、相場が変わってきます。
必要なD値
ピアノの防音室に必要な値は、D-50〜65といわれています。
このD値は、数値が大きくなるほど遮音性が高くなるのが特徴です。
たとえば、ピアノよりも音の大きいドラムは、D65〜70が必要です。
使用する楽器や使用用途によって、必要なD値は変動します。
各D値と費用の相関関係を解説したページは以下になるので、気になる方は参考にしてみてください。
ピアノ防音室の値段に関する注意点
ピアノ防音室の値段に関する注意点の一例は以下のとおりです。
- ピアノの種類で必要なD値がことなる
- ピアノの用途で費用相場が異なる
- リフォームでの対応だけでなくユニットの設置という方法もある
- ユニットの設置の場合、中古でも購入できる
順番に解説します。
ピアノの種類で必要なD値が異なる
防音に必要なD値は、ピアノの種類で変わります。
たとえば、家庭用のピアノであればD‐50程度、集合住宅であればより防音の精度を高めなければいけないのでD‐65は必要です。
またコンサートで使用するような大きなグランドピアノであれば、低音がかなり響くのでD‐60以上が適切でしょう。
とはいえ、家屋の状況などによって必要D値は異なるため、まずは気軽に相談してみるところからスタートしてください。
ピアノの用途で費用相場が異なる
家庭用のピアノを購入し練習する場合は、2畳(元の部屋の大きさは4畳)の広さがおすすめです。
部屋の広さや音量が比較的小さい場合に防音室を制作する場合は、99万円〜と費用を抑えられます。
一方でピアノレッスンをする場合は、それなりの広さが必要です。
14畳前後を確保してください。
費用は約300万円と、一般家庭でピアノを使用するより高額になります。
リフォームでの対応だけでなくユニットの設置という手段もある
防音室は、自宅のリフォームだけではなくユニットの設置という手段もあります。
1からリフォームをし、防音室を制作するとなると、どんなに安くても100万円近くかかります。
組み立てて防音室を作るため、時間・費用面ともに節約になるのがメリットです。
手軽な防音室が欲しい方におすすめです。
ユニットの設置の場合、中古の購入もできる
ユニット設置をする場合は、中古を購入するという選択肢もあります。
「防音さえできれば、外観はそんなにこだわらない」という方におすすめです。
新品のユニットであれば10万円以上しますが、中古は数万円〜購入できます。
簡易的な防音室で良い、費用を抑えたい方は中古の購入も検討してみてください。
以下のページでは防音室レンタルを詳しく解説しているので、気になる方は検討してみてください。
ピアノ防音室の値段まとめ
ピアノの防音は、種類や部屋の大きさで費用が変わります。
どの程度の広さの部屋に設置するのか、ユニット設置の場合は新品と中古のどちらにするのかを慎重に検討してください。
当社では防音工事の無料見積もりや相談ベースの問い合わせなど幅広く以下のページから受け付けているので、お気軽にご相談ください。
→株式会社BRG防音へ問い合わせる