2024/08/18
一戸建てでピアノの演奏をしたいが、防音対策はどのようにしたらいいのだろうか、と気になっている方も多いはずです。
ピアノの音色は音の力が大きく、対策をしなければ騒音問題に発展します。
当記事では一戸建てでピアノの防音対策をする方法をお伝えしながら、防音室を作成するにはどうしたらいいかまで解説します。
目次
一戸建てのピアノ防音対策方法
一戸建てのピアノ防音対策の一例は以下のとおりです。
- 二重窓にする
- 防音ドアを作る
- 防音室を作る
ピアノという楽器は音を出すことが主な活用方法になり、ドラムなどと比べると振動はあまり発生しません。
ただ、高い音が鳴り響くためしっかりとした対策をしなければ騒音問題になる点に注意してください。
防音対策①二重窓にする
一戸建てでピアノを演奏する際に見落としがちな窓に注意し、二重窓にしてください。
雪国の日本家屋を除き、ほとんどの日本の家庭では窓は薄いガラスでできています。
二重窓を採用していると音漏れを防ぎやすいのですが、薄いガラスだと音の力が外に漏れると考えてください。
そのため、一戸建てでピアノを練習・演奏する部屋の窓だけは二重窓にし、音の力が外に漏れないようにしましょう。
防音対策②防音ドアを作る
窓の例と同じように、ドアからも音が漏れる可能性があるため、ピアノを練習・演奏する部屋のドアは防音ドアにしましょう。
というのも、ドアも薄い作りの日本家屋が多く、話し声などは防げるもののピアノの音までは防げない可能性が高いからです。
どれだけピアノの演奏が上手くても、人が寝ている間に漏れる音は騒音だと判断されるため、音が漏れないよう防音ドアを採用してください。
防音対策③防音室を作る
二重窓や防音ドアを作ったら簡易でも良いので防音室を作ることをおすすめします。
というのも、ピアノの音は90〜110デシベルになり、騒音レベルとしては生ドラムと同じ程度の大きさになるからです。
生ドラムはジェット機並の騒音である一方で、ピアノは地下鉄レベルと良く言われています。
そのため、専門の事業者に依頼して防音室を作ることで、完璧な防音対策をすることをおすすめします。
一戸建てでピアノの防音室を作るためには
一戸建てでピアノの防音室を作るための方法は以下を試してみてください。
- ピアノの種類を知る
- ピアノの音の力を知る
- 信頼できる事業者に問い合わせをしてみる
- 相見積もりを取りアフターフォローを確認する
ピアノの音を想像するだけでも防音対策が難しいことをイメージしやすいはずです。
以下で、対策方法を詳しく解説します。
ピアノの種類を知る
ピアノの種類を知ることが防音対策のファーストステップになります。
- グランドピアノ:横に大きく設置場所を考えなければならない
- アップライトピアノ:高さが120〜130cm程度で一般的な学校に良く活用される
- エレクトリックピアノ:シンセサイザーなどが含まれる。アップライトピアノのような形状
特にピアノは種類によって大きさが異なるため設置場所を必ず考えなければなりません。
グランドピアノを防音室に設置する場合には、生ドラムと同様に元々の部屋の大きさが6畳ほど必要です。
ピアノの音の力を知る
ピアノの音の力は種類にもよりますが、90〜110デシベルとされています。
地下鉄と同じレベルの音の力なので、何の防音対策もせずに演奏すると近隣の迷惑になることも考えられます。
仮にピアノ演奏のための防音室を作成するなら、少なくとも30〜50デシベルの防音性がある防音室を作成する必要があります。
以下の記事で詳しい費用などを解説しているので、参考にしてみてください。
信頼できる事業者に問い合わせをしてみる
防音室を作成する際には、信頼できる事業者に問い合わせしてみることをおすすめします。
防音室は多額の費用が掛かることから、悪徳事業者が不当に安い値段で施工しようとしてくることもあるため注意が必要です。
一生活用できるものであるからこそ、アフターフォロー体制などが整った事業者に問い合わせをしましょう。
当社では、以下のページで信頼できる事業者をピックアップしています。
相見積もりを取りアフターフォローを確認する
信頼できる事業者には複数問い合わせすることをおすすめしています。
というのも、相見積もりを取ってアフターフォローまでしっかりと行ってくれる事業者かを判断しなければならないですし、自身が納得できる事業者を探す必要があるからです。
見積もりを複数事業者から取ることは問題ないと考え、納得できるところから詳しい話を聞きましょう。
一戸建てでピアノ防音をする際によくある質問
一戸建てでピアノ防音をする際によくある質問の一例は次のとおりです。
- ピアノがうるさいときの対策は?
- ピアノに防音マットは必要ですか?
簡潔に回答します。
ピアノがうるさいときの対策は?
ピアノがうるさいときには、ピアノ自体にサイレント機能を付けることも考えられます。
サイレント機能を付けることで、通常のピアノよりも音が小さくできますが、音の響きなどが変わる点に注意しましょう。
ピアノに防音マットは必要ですか?
防音室を作り、防音マットを活用すれば、音を限りなく小さくすることは可能です。
防音室を作ってみて思った以上の性能が出ないようであれば、防音マットの活用も考えてみてください。
一戸建てピアノ防音まとめ
今回の記事では一戸建てでピアノを演奏する際の防音方法を解説しました。
一戸建てのピアノの防音方法として、最適なのは防音室を作ることです。
ただ、防音室を作るといっても様々なことを考えなければならないので、まずは相談からという方は以下からお問い合わせください。
→株式会社BRG防音へ問い合わせる